【副業禁止】副業バレ怖い!パート妻をフリーランスにするまでの経緯

2020年以降、コロナ禍で自宅待機やテレワークなど働き方が変化したことによって副業ブームが来ていました。このページに辿り着いたあなたもきっと一度や二度は副業について考えたことがあるのではないでしょうか。

しかし、自分の職種や業種によっては副業禁止となっている人も未だ多いのも事実です。

かく言う私もその一人で、「副業をしてみたい…でもうちの会社は副業禁止だし、そもそもバレるとかバレないとか考えてヒヤヒヤしながら副業したくない…」などと考え、モヤモヤとした日々を送っていました。

そこで思いついたのが、「自分が動けないなら、妻に協力して貰えばいいのではないか」ということでした。

ズルい考えですよね。自分ができないことを相手にやってもらおうだなんて。

でも、ただ相手に丸投げするわけではありません。最終的に家族全体が金銭面で豊かになり、時間面で自由になることで、次のステージへ進むことができればそれは一つの成功だとは思いませんか?

ここでは、副業バレを恐れるサラリーマンが、妻にフリーランサーになってもらうまでの経緯について語ります。同じようなことを考えているあなたの参考になればいいなと思います。

この記事は以下のような方におすすめです
  • 副業をしてみたいが、副業を禁止されている人
  • 副業をしてみたいが、どこから手をつけていいか迷っている人
  • 副業を自分で行うことに抵抗がある人
  • 自分一人で副業を行う勇気が湧かないorどうしたらいいか分からない人
目次

コロナ禍で働き方が変化してきている…なのに自分は?

みなさんご存知の通り、2020年から世界はコロナ禍となり、生活様式が一変してしまいました。

自宅待機を命じられてどこにも出ることができず、出社しても人との距離を大きく取りながら仕事を少しずつ進める。その後テレワークという考え方が普及し始め、遠隔で仕事ができるのだということが広く浸透し始めました。

これを書いている2023年現在はだいぶ元に戻りつつありますが、現在もテレワークなどの新しい働き方は残っています。

このコロナ禍の初め、自宅待機や仕事の減少などで少し自由な時間を時間を得た私は、漠然とした危機感を覚えていました。

コロナ禍で仕事がなくなったと嘆いている人が多く報道されている。働き方も変わってきた。なのに自分は?このまま何も変えずに今のままの仕事をしていて大丈夫なのか?

さらに

時間ができて思ったのだけど、時間に縛られたりお客の顔色を伺ったりするのってすごく嫌だな。私はこれまで自分の満足のいく仕事ができていたのだろうか。

この時はまだ漠然とした不安でしたが、よく考えたら、今まで将来のことを何も考えずにここまで来ている、ということに気づき、お金のことについて勉強し始めました

まずはYouTubeチャンネルの『リベラルアーツ大学』や『中田敦彦のYouTube大学』をよく見るようになる

とはいえ、この漠然とした不安感を払拭するには何から手をつけていいのかわかりませんでした。

特に何も行動せずに過ごす中、ある日YouTubeをダラダラと見ていたところ、YouTubeチャンネルの『リベラルアーツ大学』や『中田敦彦のYouTube大学』に出会いました。

当時から超有名なお二方でしたし、よくご存知の方が多いかと思います。

特に中田さんについてはお笑い芸人としてオリエンタルラジオが一世を風靡した頃から大好きでしたのでそもそもYouTubeでエンタメ系や歴史系などの動画は見ていました。

その中田さんのお金についての動画や、リベ大の両学長の動画を見ていくにつけ、自分がいかにお金や将来に対して無頓着であったかということを思い知りました。(今でも正直掴み切れていないことだらけです。)

さらにお金について興味を持った私は、リベ大の書籍『お金の大学』を購入し、読んでいきました。ちなみにその書籍は月額980円(税込)で電子書籍読み放題のKindle Unlimitedで読みました。後述の「それでもやれることから」の章での勉強にも読み放題が非常に役に立ちました。副業を考えている人にはコスパ的にも超おすすめです。

Kindle Unlimitedその中で自由な生活を手に入れるための5つの力『貯める力』『稼ぐ力』『増やす力』『守る力』『使う力』について知りました。

5つの力について鍛え始める

この中でできることからやっていこうと思い、まずは実行しやすそうな『貯める力』『増やす力』について具体的な行動を起こしていきました。

『貯める力』の教えの通り、支出のムダを洗い出し、大幅な削減を図りました

特に固定費が圧倒的に家計を圧迫します!

『増やす力』の教えの通り、投資のことについて調べ、適正なリスクを取って投資をし始めました

ところが…

『稼ぐ力』だけうまくいかない

支出を減らすこと、そして投資をすることというのは、家計を支えている自分にとっては容易いことでした。そして調べていけば実行しやすいことでもありました。

ところが『稼ぐ力』について行動を起こそうとした時、足が止まってしまったのです。

まず、どうやって稼いでいったらいいか分からない。そして、どの副業を選択するべきかが全く見えてこないのです。

確かに副業について調べてみると多くの選択肢がありました。せどりやブロガー、デザイナーにプログラマー、ライターに動画編集者。PCをメインで使う仕事でもこれだけありました。

ところがどれひとつとしてピンとくるものがない。というかそもそも、本業に勤しむ中で副業に多くの時間を割けるとは到底思えなかったのです。それなのに副業の多くはそれなりのスキルを要求してくるものばかり。(仕事にするのだから当たり前の話ですが、当時の自分にはそれだけの覚悟がありませんでした。)

それでもやれることから

それでもとりあえずかじってみなければ自分に向いているか分からない、ということでWebデザイナーや動画編集をやってみようと思い、そこで使用される編集ソフトの勉強をしてみることにしました。

デジハリオンラインというスクールではAdobe社の製品である『Photoshop』(画像編集ソフト)『Illustrator』(画像レイアウト編集ソフト)『Premiere Pro』(動画編集ソフト)の1年間の使用権を学生価格で購入でき、さらに使用方法のオンライン動画講座を受けることができます。おそらくこれがAdobe製品を格安で手に入れる方法ですので興味のある方にはぜひ試してもらいたいです。

これは自分に向いているのか?踏み出せない一歩

デジハリオンラインスクールで各種ソフトの使い方についての動画を視聴し、実際に使ってみることで、おおよその使い方やできることがわかってきました。ところがまた精神的な壁にぶつかります。

  • 結局どの仕事が自分にできそうなんだ?
  • クラウドソーシングで仕事を取ったとしても、それをやっている時間はあるのか?
  • そもそも、そうやって時間に縛られたり人の顔色を伺いながら仕事すること自体、望んでいる働き方なのか?

以上のような思考のループにハマってしまい、全く行動を起こせずにぐるぐると悩み続ける日々が始まってしまったのです。

一方妻は

ちょうど同じ頃、妻も悩むことが多くなってきました。妻の悩みはズバリ『人間関係』。

ここで少し妻の経緯について、遡って説明します。

仕事になると妥協を許さず一生懸命働く妻であり、とても尊敬しているのですが、これまで職場に恵まれてきませんでした。

新卒での職場では、同僚や上司が少なく、皆自分のことに精一杯で妻に時間を割いて仕事を教えてくれる人はいませんでした。その結果、妻は何とか周りの仕事を見て技術を盗んで行かなければと必死になり、相談できる人もできずに追い詰められていきました。

最終的に心を病んでしまい、数ヶ月で退職するに至ります。

次の職場では、自分の趣味から繋げられる良い仕事に巡り会えたのですが(妻のブログでもスキルを活かせている、旅行関係のお仕事です。)今度は帰宅時間が非常に遅かったのです。日付が変わることもしばしばでした。

それでも二人で暮らしている時はやってこれましたが、子供ができることになってからはこの働き方はもう難しいということで泣く泣く退職することになりました。

その後子育てが一段落し、少し余裕が出てきたので、持っていた資格を活かして別の業種にチャレンジしたのですが、今度はここが完全なブラック企業でした。

業務後も休みもサービス残業で潰され、平日も休日も日付が変わる前に眠れることがありませんでした。さらに会社の駐車場の料金や、仕事で使う備品に至るまで全て自費で出させられ、文句も言えないような状況でした。(これって普通なんですかね?私も自分の経験の範囲でしか見えないので何とも言えませんが、それでもおかしいと思いました。)

このような働き方の中で、さらに上司からの理不尽なイビりが止まらず、どんどん追い詰められていきました。

以上が妻のこれまでの経緯です。そしてコロナ禍が始まり、私が副業について悩んでいた時期に差し掛かります。

妻は結局その会社でパート勤務に切り替えてもらい、少し時間に余裕ができました。収入も減ってしまいましたが、それでも妻が時間に余裕を持って気持ちよく働けるならと思い、快諾したのです。

ところが結局妻を苦しめていたのは『人間関係』でした。これは勤務形態を変えようが結局ついて回ってきたのです。

毎日帰ってきては職場の愚痴を聞かされる日々。毎日辛そうな妻の顔を見ていると、妻の職場への怒りと共に『何とかしてあげたい』という思いがどんどん強くなっていったのです。

ここで、同じ頃に副業について悩んでいた私はあることを思いつきました。

妻にフリーランスを勧めてみた

この状況を打開するには妻にフリーランサーとして活躍してもらうのが良いと考えました。

妻にフリーランスになってもらえたら、以下のようなメリットがありました。

  • 妻がブラックな職場環境から脱出できる
  • 在宅ワークが可能なので、家事や子育てに時間を多く割くことができる(もちろん私も行います)
  • 頑張れば収入が青天井なので、妻が万が一うまくいった場合、私も働き方や生き方を変えていくことができる

普段の生活をより快適にすることができ、さらに将来の人生の充実度を上げるチャンスがあると思ったのです。

さて、これを妻に提案してみたところどうなったと思いますか?

みなさん想像がついているかもしれませんが…

大反発に遭いました。

妻曰く、

  • PCを使って行う仕事に自信がない
  • 企業に就職して安定的な給料をもらうのが一番安定している
  • フリーランスは世間的に認められていない、周りの人に何してるのと言われるのがオチ
  • そりゃ言う方は楽だよね。結局苦労するのは私でしょう。

とのことでした。

妻は元々、『超』がつくほどの安定思考。会社で働いて給料をもらって慎ましく暮らすことが一番大事であり、それ以外の価値観など考えたこともなかったのです。

かく言う私も似たような思考の持ち主だったので、今までは二人同じ考えでのほほんと暮らしてきましたが、私は今や別の価値観から物事を見られるようになってきていました。(まだまだですけどね)

なのでここから妻への必死の説得を試みました

パートで稼いでもスキルアップはしないということ。フリーランスとして稼いでいった方が明らかに伸び代があること。

何日もかけての話し合いの末、とうとう妻にも理解してもらい、いよいよ二人は新たなチャレンジに向かい始めました。

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