あなたは母親として、お子さんにどう接したいかを考えたことはありますか?
今回は、「母親としてこうありたい」姿について元教員である私の考えをお伝えします。
実際に子育てをしている中で、どのように思いで子どもと接してきたか、そのポイントを参考にしてみてください。
あなたとお子さんの人生がよりよいものになるためのヒントになれば、幸いです。
子どもの成長とともに変化する 母親の姿

母親の姿は、子どもの成長段階によって変化します。
親の務めとは…
・子どもの置かれている状況
・生きる上で必要な力
これを見極めること
子どもが生きる上で身につけたい力を教えたり、導いたりすることで充実した人生を歩んでほしい
私はそう願っています。
子どもの成長によって、必要な力は変わります。
母親もそれをよくみて、あるべき姿を柔軟に対応していくことが必要なのではないでしょうか。
子どもの成長をサポートし、よりよい人生を送るための援助をすることが母親にできることなのだと思います。
私には現在、小学6年生と小学4年生の2人の息子がいます。
幼児の頃から、私がどのような母親の姿を目指していたのかを振り返ってみます。
幼児期:ありたい母親の姿 正しい道を教える人

子どもが幼児の頃は、「人としての正しい道を教える」母親になりたいと考えていました。
彼らにはまだ善悪の判断がありません。
それを教えるのが、母親の務めです。
「してはいけないこと」「やってしまうとどうなる」を丁寧に教えてきました。
子どもの心情を汲みながらわかってもらえるまで、じっくりと根気よく続けてきました。
小学生低学年期:ありたい母親の姿 1番の理解者

小学生になると、「してはいけないこと」「やっていいこと」の分別がついてきました。
そうなると、次のステージです。私は「子どもの1番の理解者」になろうと決めました。
「子どもの置かれている状況をしっかりみて、温かく見守る」
それが、小学生低学年期のありたい母親の姿です。
好きなことや興味のあることも知りたいし、学校での様子や困っていることも知りたい。
子どもの様子や心の動き、考えていること、その全てをわかってあげたい。
共感したいと思いました。
小学生高学年期:ありたい母親の姿 1番の応援者

そして今、「1番の理解者」から「1番の応援者」になりたいと考えています。
息子たちは小学生の折り返し地点に到達しました。
目指す姿も変えるフェーズを迎えています。
「理解者」は「友だち」をはじめとするほかに任せます。
とくに、6年生の長男の気持ちを受け止めてあげられるのは親ではなくなってきました。
親には言えないこと、同年代の子でしか理解できないことが増えてきたのを感じます。
不思議と寂しいというよりは、成長が嬉しいと喜ばしい気持ちでいっぱいです。
私は、母親としてどのような状況でも、子どもを全力で応援したい。
・やりたいこと
・立ち向かっていくこと
・挑戦すること
・苦手なこと
・進めなければいけないこと
・継続すること
・時には諦めなければいけないこと
人生においては、あらゆる選択が求められます。
ひとつひとつを子ども自身が判断し、決定しなければなりません。
私は子どもの選択を応援したいと考えています。たとえ、どんなに逆風でも。まわりは敵しかいなくても。
それが、今の私のなりたい母親の姿「1番の応援者」です。
失敗してもいい。何度だってやり直せる。だから、信じた道を突き進んで!と背中をおしてあげたい。
子どもの選択を全力で応援し、豊かな人生を送って欲しいと願っています。
あなたのなりたい母親の姿は?
母親のなりたい姿は、さまざまな考えがあります。
子どもの性格や環境にもよるので、唯一正しいものはありません。
大事なのは、お子さんのために考えること だと私は思います。
あなたとあなたのお子さんにとって、1番大事なのはなんだろう?
ぜひ、時間のあるときに考えてみてください。

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